衣替え 2008/06/01 (Sun)

本日、担当の赤らくです
赤らくでも衣替えをしましたスタッフの着物はもちろん、
店内もすだれを使用し、座布団も呂の物に替えました
そこで皆さん単に衣替えと言いますが、これがいつから始まったものか
ご存知ですか
衣替えという週間は、宮中の行事として始まったもので、当時は
今と違って旧暦の４月の１日と１０月１日に行われていました
もっと複雑になったのは江戸時代の武家社会からで、ここでは
４月１日から５月４日と、９月１日から９月８日までは、あわせ（裏地つきの着物）を、
５月５日から８月末日までは、かたびら（裏地なしの単仕立ての着物）を、
９月９日から３月末日までは、綿入れ（表布と裏布の間に綿を入れた着物）の
着用を定められていましたなので、年に４回も衣替えをしていたわけです
衣替えが６月１日と１０月１になったのは明治以降で、学校や銀行など制服を
着用する所では、現在もほとんどがこの日に行われています

衣類を虫やカビから守るには、衣替えのときの処理が重要です
皆さんも、大切な洋服は、ベストな状態で出し入れしましょう