ホテルマンとして働く私たちの頭の中を、ちょっとだけお見せしちゃいます。
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こんばんわ、フロントスタッフの坂元です。
この前おみじくじを引いたら「末吉」でした。
「機が熟すのを待て」と書いてありました。
ただ、いつが機が熟した状態なのか分からないので、
知り合いの博士に頼んでアラームをつくってもらいました。
このアラームを使うと、機が熟した時に、
『キジュクシタヨ!キジュクシタヨォ~!!』
と叫んでお知らせしてくれるのです。
さっそく家に持って帰って置いていたら、突然
『キジュクシタヨ!キジュクシタヨォ~!!』
とアラームが叫び始めました。
「ええっ、もう!?」と思いましたが、アラームはどんどん音が大きくなり、
『キジュクシタヨ!キジュクシタヨォ~!!』
と泣き叫ぶような声で訴えています。
機が熟したのはじゅうぶん分かったのですが、
どうやって止めればいいのか分かりません。
相当うるさいので早く止めないといけないのですが、
特にボタンのようなものも見つからないのです。
最終的に思いっきり床にたたきつけてみました。
まったく鳴り止む気配がありません。
しょうがないので窓から投げ捨てました。
『キジュクシタヨ!キジュクシタヨォ~!!』
『キジュクシタヨ!キジュクシタヨォ~!!』
『キジュクシタヨ!キジュクシタヨォ~!!』
『キジュクシタヨ!キジュクシタヨォ~!!』
と声がだんだん小さくなっていきます。
私はほっと胸をなでおろしました。
結局、機は熟していたのでしょうか?
それともただの誤作動だったのでしょうか?
博士もいつの間にやら姿を消していたので
真相は闇の中です。
こんなことを考えながら今、
私はフロントに立っています。
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