寝心地 2012/04/09 (Mon)

香奈子はベランダに出た。

「よいしょっと」

布団を抱えてベランダに干そうとした。

その時、足がつっかかって前のめりになった。

その勢いで布団を投げ飛ばしてしまった。

「あっ」

なんとか体勢を持ち直したが、布団は視界から消えた。

恐る恐る下を見下ろす。

どうやら下の通りに人はいなかったようで、特に怪我人などはいないようだ。

ほっと胸を撫で下ろし、取りに行くため部屋を出た。

マンションの玄関を出て、布団のところにいくと敷いたように綺麗に落ちていた。

香奈子はそれを見ると急に眠くなってきて、そのまま布団の上に寝転んだ。

ぽかぽか陽気で彼女はすぐに眠りの世界へ入っていった。

ふと目覚めると辺りは真っ暗、夜になっていた。

むくりと起き上がると、香奈子の横に近所の人たちが布団を敷いて眠っていた。

よっぽど香奈子の寝顔が気持ちよさそうに見えたのだろう。

「やっぱり寝るのはベッドじゃなくて布団だな」

そう言って微笑むと、あくびをひとつして、また布団に横になった。

クリオコートでは和室もご用意しております。


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世界の格子窓から 2012/04/09 (Mon)

３階にあります「赤らく」という和食処のお店です。
リカちゃんハウスではございません。


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未知との遭遇（猫編） 2012/04/09 (Mon)

上は一匹の猫が未知の物体と接触を果たした時を写した貴重な一枚である。
この時、この猫はこう言ったという。
「ニャニャニャ、ニャンだ？！」


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服を脱いだら一般人 2012/04/09 (Mon)

「すいませんけど、荷物預かってくれませんか？」

「よろしいですよ」

「夕方5時ぐらいまでなんですけどいいですか？」

「大丈夫です。番号札でお預かります」

「助かります。帰りの飛行機まで時間あるので、その間ちょっと観光しようかと思って」

「かしこまりました。お預かりしておきます。お気をつけて行ってらっしゃいませ」

預かったのはボストンバッグと胸のところに大きく「S」の文字が入った服だった。

もしかして、彼は・・・・・。


クリオコートではチェックアウト後でもお荷物お預かりできます。

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赤いランプは充電中のサイン 2012/04/09 (Mon)

携帯をいじっていたら充電が切れそうになった。

フロントに電話すると充電器を持ってきてくれると言う。

ほどなくしてノックの音が聞こえた。

「お待たせしました」

礼を言って充電器を受け取った。

シャツを脱いで上半身裸で椅子に座った。

腰にある差込口に充電器を差し、コンセントにつないだ。

左目が赤色に光り、充電中のサイン。

ふ～、あと少し遅かったらパワーが落ちるところだったぜ。

そうして携帯をまた手に取りいじり始めた。

クリオコートでは携帯充電器もご準備しております（数に限りあり）

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