ホテルマンとして働く私たちの頭の中を、ちょっとだけお見せしちゃいます。
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こんばんわ、『三度の飯も四度目の飯も好き』フロントスタッフの坂元です。
フロントの夜勤という仕事を始めて、早いものでもう4年ほど経とうとしています。
夜になるとすぐ眠くなるGSBだった僕が、まさか夜起きている仕事に就くとは、母親の胎内にいる頃は想像も出来ませんでした。(ちなみにGSBとはグッド・スリーピング・ボーイのことで、寝ることに突出した才能を持っている子供を指します。通称「グッスリボーイ」とも呼ばれています。5分前に僕が考えた言葉です)
夜中になるとカウンターにベルを置いてスタッフは裏にいて、この呼び鈴の音が鳴ると
「ハイサ~!!!」
と大きな掛け声とともに、右手を上げて颯爽と現れるわけなんです。
そして、いつの頃からかこの呼び鈴の「チーン」という音に過剰に反応してしまう自分がいるわけなのです――――
とある休日。
目覚めると太陽はさんさんと輝き、肌に心地よいそよ風が吹いている。
外からは子供たちの笑い声と、のんきな竿竹売りの宣伝。
ああ、今日はいいお天気だからお出かけしようかな。
てくてくと、町へ繰り出した僕は目的もなしにぶらぶら歩く。
人が行き交い、車が通り過ぎ、町は音に満ち溢れている。
人ごみに疲れた僕は、ふらりとCDショップに入った。
ずらりと並ぶCDの数々。そこには世界中の音楽が詰まっている。
ああ、この前出たメタリカの新譜は置いてあるのかな・・・・
そんなことを考えながらメタルコーナーへ足を向ける僕。
レジカウンターはどうやら人が込んできた様で多少騒がしい。
そんな風景を横目で見ながら、アイアンメイデン、アークエネミーと、ア行からCDを目で追っていく。
その時です。
チーン。
インフレイムスのCDを手に取っていた僕の耳に聞き慣れた音。
(あれっ、この音・・・・)
と考えるよりも先に僕は体が動いていた。
耳にひっつくぐらい右手を上げ
「ハイサ~!!!」
と大声を上げてレジに直進。
カウンターに入り、「2番目にお待ちのお客様こちらへどうぞぉ!」とお客様を誘導し、
もとからレジに立っていた店員よりも速いスピードでCDのバーコードを読み取り、
無事に一仕事こなした僕は達成感にひたりながら店をあとにしたのです。
というのはまあ嘘なんですが(笑)
お店などでベルが鳴ると体がビクッとしてしまうのです。実際レジに足が向いていることも多々あります。
習慣って恐ろし~い。
※ちなみに、ベルを鳴らしてもフロントスタッフが右手を上げて「ハイサ~!!!」と登場することは多分ありませんので、予めご了承ください。
フロントの夜勤という仕事を始めて、早いものでもう4年ほど経とうとしています。
夜になるとすぐ眠くなるGSBだった僕が、まさか夜起きている仕事に就くとは、母親の胎内にいる頃は想像も出来ませんでした。(ちなみにGSBとはグッド・スリーピング・ボーイのことで、寝ることに突出した才能を持っている子供を指します。通称「グッスリボーイ」とも呼ばれています。5分前に僕が考えた言葉です)
夜中になるとカウンターにベルを置いてスタッフは裏にいて、この呼び鈴の音が鳴ると
「ハイサ~!!!」
と大きな掛け声とともに、右手を上げて颯爽と現れるわけなんです。
そして、いつの頃からかこの呼び鈴の「チーン」という音に過剰に反応してしまう自分がいるわけなのです――――
とある休日。
目覚めると太陽はさんさんと輝き、肌に心地よいそよ風が吹いている。
外からは子供たちの笑い声と、のんきな竿竹売りの宣伝。
ああ、今日はいいお天気だからお出かけしようかな。
てくてくと、町へ繰り出した僕は目的もなしにぶらぶら歩く。
人が行き交い、車が通り過ぎ、町は音に満ち溢れている。
人ごみに疲れた僕は、ふらりとCDショップに入った。
ずらりと並ぶCDの数々。そこには世界中の音楽が詰まっている。
ああ、この前出たメタリカの新譜は置いてあるのかな・・・・
そんなことを考えながらメタルコーナーへ足を向ける僕。
レジカウンターはどうやら人が込んできた様で多少騒がしい。
そんな風景を横目で見ながら、アイアンメイデン、アークエネミーと、ア行からCDを目で追っていく。
その時です。
チーン。
インフレイムスのCDを手に取っていた僕の耳に聞き慣れた音。
(あれっ、この音・・・・)
と考えるよりも先に僕は体が動いていた。
耳にひっつくぐらい右手を上げ
「ハイサ~!!!」
と大声を上げてレジに直進。
カウンターに入り、「2番目にお待ちのお客様こちらへどうぞぉ!」とお客様を誘導し、
もとからレジに立っていた店員よりも速いスピードでCDのバーコードを読み取り、
無事に一仕事こなした僕は達成感にひたりながら店をあとにしたのです。
というのはまあ嘘なんですが(笑)
お店などでベルが鳴ると体がビクッとしてしまうのです。実際レジに足が向いていることも多々あります。
習慣って恐ろし~い。
※ちなみに、ベルを鳴らしてもフロントスタッフが右手を上げて「ハイサ~!!!」と登場することは多分ありませんので、予めご了承ください。
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