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ホテルマンとして働く私たちの頭の中を、ちょっとだけお見せしちゃいます。
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 お客様より、利休百首という本をいただきました。この本より、私が心に残るい一句を紹介したいと思います。
 「茶の湯をば、心に染めて眼にかけず耳をひそめてきくこともなし」
この意味は、「教外別伝 以心伝心 不立文学」(言語文学によらず、心から心へと、直接に体験を実践を通してのみ伝えうるという意。茶道はこの禅語のように、奥義は教えようもない、だから、どうしても自分で求め自分で得なければならない。
 謡曲の「放下僧」の一節にして、吾らが宗體と申すは、教外別伝にして、言うも言われず、説くも説かれず、言句に出せば教に落ち文字を立つれば宗體に背むく。ただ一葉のひるへる風の行方を御覧せよとあります。
 仏教でいえば仏祖、茶道でいえば流祖が各々たてておかれた法則はありながら、その法則にばかりこだわっていても、とうてい奥義には、達しない。
 茶道とは、自らが悟りを開いて得るようにしなければならないので、受動的ではなく、自動的に得ることが禅道の本旨でありまた茶道の本旨でもある。
 よく私の上司(先生)がこのことを仕事を通して言われます。このホテルで働き来月で五年になります。まだまだ勉強経験不足ですが、少し茶道に近ずけた様な気がします。何をしてもそうですが特に茶道というものは、終わりが無く追求すればするほど難しいという事を実感しています今日この頃です。
 この本をくださいましたお客様に心から感謝しております。
  有難うございました。これからも頑張ります。

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